任意売却をしやすい不動産の特徴
任意売却をしやすい不動産の特徴
任意売却をしやすい不動産の特徴ですが、これは一般の物件と何ら変わるものではありません。任意売却というものはそれだけ一般の市場での物件売買と異なる点が少ないという言い方もできます。要するに普通の不動産会社で人気が出るような物件であれば売却もしやすくなりますし、あまり人気がでないような物件であれば売却も難しくなるわけです。
最寄り駅から近く、築年数も新しく、近くに商業施設や学校、病院など生活に必要なものが揃っていて、日当たりや風通しなどの環境にも問題がないというような物件に人気が出るのはいわば当然のことでしょう。
ただしもちろん物件の見た目がどうでも良いというわけではなく、外見も印象という側面からはかなり重要なポイントになります。同じ築年数であっても見た目が古ぼけている物件よりは、修繕などをしっかりして見た目を良くしておくことで好印象を与えることができ、他の条件が同じであれば任意売却もしやすくなります。
任意売却物件の購入はメリットが多いが注意点もある
近年、住宅市場において人気を集めているものの1つに、任意売却物件があります。これは、ローンの返済が困難になった人が売却代金で一括返済することを目的に売りに出した住宅のことで、できるだけ早く現金化したいため市中の相場よりも安く購入できるチャンスがあるという利点があります。また、ローンが完済していない状態で売りに出されているため築年数がそれほど経過しておらず、状態が良い物件が多いという特徴も有しています。
ただ、任意売却物件には注意すべき点もあります。それは、債権者である金融機関等の承諾を得なければ売却できないため、「気に入ったからすぐに買って住みたい」と思ってもそうは行かないということです。万が一競売の申し立てが行われていたら、取り下げてもらわなければなりません。
こうしたことから、任意売却の購入手続きは慎重に進める必要があります。任意売却物件を専門に扱っている不動産会社を通じて、売却条件などを細かくチェックしてもらいながら相手方と交渉するのがおすすめです。