任意売却についての情報が満載です!
任意売却の流れをざっくり解説
任意売却の流れは価格を査定することから始まります。
まずアンダーローンとオーバーローンのいずれに該当するのか確認しなければなりません。
まだ価格が判明していないので予想する必要があり、そのために査定を実施するというわけです。
たいていは不動産屋に依頼することになりますが、厳しめの設定でシミュレーションしてもらうことがポイントです。
次に行うのは債権者から任意売却の承諾を得ることです。
その際、価格について了承してもらうのを忘れがちなので注意しましょう。
なるべく高値で売るように告げられることもありますが、やみくもに従うと売れなくなってしまいます。
こちらが提示する価格の根拠を説明できるようにしてください。
これが終わったら、いよいよ具体的に売却の活動をスタートさせます。
一般的な売却と大差はありませんが、まだ暮らしている状態での活動になるケースが多いです。
買い手が見つかって契約を済ませると決済と引き渡しが待っています。
その後は残債を確認して返済計画を当てましょう。
専門知識を持った任意売却の取扱主任者とは?
まだ多く知られていませんが、任意売却について専門に学び、資格を取得している人がいます。
それが「任意売却取扱主任者」です。
宅地建物取引主任者のような国家資格ではなく、民間の資格ではありますが、試験に合格した後に、6時間に及ぶ指定講習を受講をしなければ取得することが出来ません。
受講後には「修了証書」と「任意売却取扱主任者認定証」が発行されます。
任意売却は多くの法律が絡むため、分かりにくく不透明な部分もあり、悪徳な業者も存在するなど問題も多く報告されています。
多方面の法律の知識が必要とされるので、まず弁護士や司法書士に相談されたり、融資を受けた銀行や不動産の売却を専門とする不動産会社に相談される方も多いと思います。
その中でも銀行や不動産会社で働く方が取得する場合も多く、少しでも問題を減らし、スムーズかつ円滑に売却ができるよう、相談しながら手続きを行う専門家です。
売却を相談された際には、認定書を取得しているか、一度、聞いてみるのも良いかもしれません。